新編集長・秦由佳就任のお知らせ

2021.01.19

創英社は、新編集長として秦由佳(株式会社KOKUMI代表取締役、一般社団法人コアソリューションアカデミア代表理事)を迎えたことをご報告致します。秦由佳は、20代前半・女子大生の頃より著述家として活動を開始し、多数の著作を出版。「潜在意識」領域では国内有数の実績・規模を持つ社団法人の代表として全国に数百名の先生たちを育成してきたという実績を持っております。

自身がスタープレイヤー、メッセンジャーとして主体的な発信を続けてきた立場だからこそ、同じ著者たちの立場や伝えたいことというものを咀嚼できるというのが強みです。秦由佳が主宰する編集部を第二編集部とし、今後「衣食住」や「身体性」などライフスタイル領域×生き方をテーマにしたコンテンツ開発を行って参ります。

第二編集部 編集長 秦由佳よりみなさまへご挨拶

皆さまこんにちは。この度、創英社第二編集部の編集長へ就任させていただきました秦由佳と申します。20歳でブログを立ち上げ自分自身のコンテンツを発信し続け10年目というこのタイミングに、今度は編集者という立場を務めさせていただくという貴重な機会に恵まれました。自身が現場で感じてきた情報のデザインと学びに関する思い入れを、今度は黒子として表現していけるのは、大変光栄なことだと感じております。

何かがわかるようになるということは同時に、”分からないことが一つ減る”ということであり、それは同時に”知らないことによる可能性”を奪っています。だからこそ、伝える側や教える側、知識や情報を共有する側というのは非常に繊細な配慮をしながら、読者や受取手の”可能性”をデザインしていく仕事だと思っています。一方から一方へと情報が流れるだけであれば、今の時代わざわざ貴重な時間とお金を払って知識を取りに行く時代ではなくなりました。しかし、本当に100年残る教養というのは、その人自身の中に既にあった知見と、まだ見ぬ世界を繋いでくれます。そこには本当の意味では、教える側も教わる側も境界線がなく、叡智が循環しているような、そんな”場”があるのだと、10年間コンテンツを作り続けた現場に教えてもらいました。

そして、知ることによって知らないことがさらに増えていく楽しさも持ち合わせつつ、その人がその人として賢くなっていくような、そんなバランスのある教養の場をわたしは創りたいと考えていたところに、ありがたくお声がけいただいて創英社の一員となりました。

わたしにとって教養とは、その人自身もつ考える力を発展させるものであると考えています。非日常の中よりも日常の中に多くの教養が隠されており、そういった学びや学問は生涯の友として無くならない財産になると思っています。

ふと目にした光景や散歩中に出会う景色に感動することがあるように、ちいさな感動の積み重ねをコンテンツの中に散りばめて、繰り返し学ぶごとに気づきが増えるような、そんな作品を創って参ります。絶妙なかみごたえのある、未来の英雄に相応しい情報デザインを、第二編集部では大切にしていきます。

日常に溶け込むような味わい深い教養をぜひ、楽しみにしていてください。

 

第一編集部編集長・原田翔太より
秦由佳とはかれこれ10年以上の付き合いになりました。そう思うと早いものです。お互いが出逢ったばかりのとき、まだ彼女は20歳そこそこの女子大生。場所は、今でも忘れもしません、京都のお茶屋(舞妓)さんでの席でした。20数名の大所帯でしたが、そこら中で飛び交う会話。その中でひときわ若く、ひときわ抜けてきたのが秦由佳の発話でした。「この子は一体、何者なんだろう?」どう見ても「何者か」を問うような年齢でもない彼女ではありましたが、その当時から他とは全く異なる光を放っていました。

そののち彼女は著者としてこの世にその表現の頭角を現していきます。私も彼女と同じく現役大学生のときにビジネスをはじめ、自身が著者として世の中に言葉を放つ人間として活動してきましたが、後にも先にもそのような似たような境遇を共有できたのは彼女だけでした。きっと、そこに役割があったのだと思います。

時が経ち、彼女も30歳を超えたとき表舞台の人間としてだけではなく裏方から表の人間に光を与える黒子的な存在としての自分に一つ役割を見出しはじめているということを彼女の口から聞く機会がありました。そんなところから、創英社の一員として彼女に第二編集部を担ってもらうこととなりました。同じ社の仲間として共に新しい著者たちを世の中に送り出していく役割を担うことになったのは、彼女を古くから知る人間として大変嬉しいことです。

編集者としての秦由佳もきっと、彼女の絶対的なフィルターを通し、咀嚼をしたときに吐き出される唯一無二の作品たちを世の中に届けてくれることと思います。なんせ、本当に無尽蔵で四方八方なのが秦由佳です。彼女にとって何かを生み出すということは、その表現が活字であれ、発話であれ、絵であれ、写真であれ、デザインであれ、全て共通するイメージの具現化という点で共有された確たるフィロソフィーに基づくものであって、全ては「つながっている」のだと思います。叡智というものもまた、同様なものです。創英社が掲げる「新教養主義」という世界観を表現していく上で、彼女の捉える縦横無尽感というのは、その思想を体現したものだなと感じます。

きっと創英社での秦由佳も、彼女らしいクリエイションを生み出していくはずです。それを仲間として隣で見れることが楽しみでなりません。みなさまどうぞよろしくお願いいたします。

 

代表取締役・大北潤より
今回、第二編集部編集長を務めていただくことになった秦由佳さんと私は同い年でして、はじめて出会ったのは5年前、草津の雪山でした。創英社の創業者である原田翔太さんと初めて出会った次の日に(奇遇なものなのですが)、雪山のリフトの中で「天才少女」と原田さんから紹介を受けました。そう形容することをほとんどしないような人がそう呼ぶ秦由佳とは何者なんだろう?と関心を持ちました。その時に天才と紹介されても満更でもない自信に満ち溢れた表情は今でも忘れませんね。

そこから彼女のことをウォッチし始めるわけですが、何をするにも楽しそうにワクワクしており、本当に人生を楽しんでいる人なんだな。という印象を受けていきました。彼女は情報の汲み取り方が群を抜いて上手で、一つにことに対して、多角的に見ることができ、一つ一つに意味付けをしっかりと持っています。だからこそ、内から自信が溢れ出しているのだなと、雪山で初めて出会ったあの表情の真意に腹落ちしました。

非言語領域の言語化も非常に秀でており、話せば話すほど、彼女の生き様自体がもうコンテンツだなと。彼女からの学びは人生に楽しみや喜びを与え、人生の幸福度をあげるものだと思っています。私と原田の中でも、ライフスタイルを絡めて表現できるのは秦由佳さんしかいないと、ただただその一択でした。

人生において学びというものは、仕事やビジネスに繋がるだけでなく、その人自身の幸福度に大きく関わります。日本人の幸福度が世界的に見て高くないことは、この学びの学び方に問題があると思っています。生きる上で必ずしも必要なものはそれほど多くありません。その中で何か目的・目標を作って学ぶだけでなく、学んで選択肢を広げていくというのも時には必要です。学んで面白かったから、もっと知ってみよう、やってみよう。など、学んだその人の人生が少しでも豊かになるコンテンツを目指して、第二編集部では「衣食住」や「身体性」などライフスタイル領域をテーマに学びの余白を表現していくつもりです。 創英社の”秦由佳”でしか表現できない唯一無二なコンテンツをたくさん世の中に輩出していきます。 創英社 第二編集部 編集長 秦由佳をどうぞ宜しくお願いいたします。